21011106

人文社会HSS306z 

2年, 3年, 4年前学期水2

文学A

Literature A

栗田 岳

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

特にありません。

主題および達成目標

〇主題
『源氏物語』を中心とする日本の古典文学作品を読んでいきます。現代語の訳文を通してなんとなく理解するのではなく、原文の言語や形式の分析を通して読解することを主軸としています。

〇達成目標
・単なる個人の感想ではない「文学作品を解析する手法」というものに、一定程度、習熟する。
・授業で展開されるストーリーを、正確に、かつ、わかりやすく自分のことばで文章化できるようにする。

前もって履修しておくべき科目

特にありません。

前もって履修しておくことが望ましい科目

特にありません。

教科書等

Google Classroomに資料を掲示します。

授業内容とその進め方

〇授業内容
『源氏物語』に登場する紫上の人生を中心に置き、平安朝の作品や神話の分析を進めていきます。

1 イントロダクション
2 文字体系と「かな」
3 文字と文学
4 古典原文を読むということ
5 『紫式部日記』「才さかし出ではべらむよ」の解釈
6 『源氏物語』「若紫」
7 「若紫」巻と『伊勢物語』
8 『伊勢物語』と藤壺中宮
9 「外来王」説話
10 「外来王」と「創設婚」
11 カテゴリカルな「外来王」
12 『蜻蛉日記』 - 貴族の女性と「結婚」-
13 紫上と「祈り」
14 大君 - もう一人の紫上 -
15 補足、期末試験

基本的に、上記のトピックに沿って進行しますが、教室の状態をふまえて、適宜変更されます。

〇進め方
配布資料に基づいて、教員が説明していきます。

授業時間外の学習

配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。
この授業は、「初めての話に集中して向き合い、その内容を理解すること」の練習の場でもあります。したがって、予習は必要ありません。

成績評価方法および評価基準

・期中課題40%、期末試験60%。
・授業では、計13回、提示された小課題に解答し、その場でGoogle Classroomに提出することになります。その提出で出欠を判定し、内容の評価によって40%分の得点が決まります。なお、小課題の未提出が5回以上ある受講生は、期末試験の受験資格が失われます。
・期末試験は「授業での論理展開が正確にインプットされているか」及び「その内容を適切にアウトプットできているか」という二点のみが評価の対象となります。したがって、授業内容に基づかないことを書いても、いっさい評価されません。
・授業への参加姿勢によって評価が上下することがあります。

オフィスアワー・授業相談

木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。

学生へのメッセージ

理工系の学生である皆さんは、古典文学の研究というものに、どのようなイメージを抱いているでしょうか。私は、研究である以上、本質的な部分に、それほど違いはないのではないかと考えています。対象のありようを正確に観察して記述すること。そして、筋道正しい分析によって、対象をより一般に開かれた観点から捉え直すこと。この授業を、そんな文学研究の一つの例として、皆さんに提供できればと思います。

その

・しばしば、いわゆる「古典文法」の話になります。
・授業中に、Google Classroomへ課題を提出することになるので、それに対応可能な端末の持参が必要です。
「聞いただけでも授業内容が完全に頭に入る人」以外は、きちんとノートをとらなければ成績に結びつきません。
・履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務課に連絡してください。

キーワード

かな
伊勢物語
源氏物語
神話
最終変更日時: 2025/04/30 22:20:07