21011112

人文社会HSS312z 

2年, 3年, 4年前学期集中

政治学A

Politics A

大窪 有太

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

なし

主題および達成目標

[主題]
政治は、ときにニュース報道の画面の向こう側の遠い世界のものと思われたり、ときに生活の不満とただちに結びつく諸悪の根源として指弾されたりします。こうした政治への距離感や温度感については個人差がありますが、私たちの日々の生活が政治と切り離せないものであることは確かです。本講義では、日本のケースを入口としながら、幅広く政治の基本概念や来歴・構造について学びます。

[達成目標]
政治学についての基本的な考え方、知識を習得することを目指します。

前もって履修しておくべき科目

特になし。

前もって履修しておくことが望ましい科目

特になし。

教科書等

特に指定しません。配布資料を中心に授業は組み立てます。もっとも、以下のテキストのいずれかを適宜参照することで授業の理解は深まります(必須ではありません)。

・苅部直・宇野重規・中本義彦『政治学をつかむ』(有斐閣、2011年)
・久米郁男・川出良枝・古城佳子・田中愛治・真渕勝『政治学 補訂版』(有斐閣、2011年)
・犬塚元・河野有理・森川輝一『政治学入門 歴史と思想から学ぶ』(有斐閣、2023年)

これらに加えて各回で詳しい読書案内を行います。

授業内容とその進め方

[目次]
<第1セッション:現代政治の作動①>
第01回:現代日本政治-イントロダクション
第02回:議院内閣制
第03回:政党と選挙
<第2セッション:現代政治の作動②>
第04回:官僚制と利益団体
第05回:日米関係
第06回:世論とメディア
<第3セッション:国家の原理>
第07回:権力と支配
第08回:政治体制の類型
第09回:国際政治の力学
<第4セッション:デモクラシーの解釈力>
第10回:吉野作造と近代
第11回:丸山眞男と戦後
第12回:政治改革の世代
<第5セッション:現代社会の相対化>
第13回:ジェンダーとマイノリティ
第14回:シンボルと政治文化
第15回:到達度確認テスト

[構成]
まず現代政治を作動させる具体的な仕組みについて一通り学びます(第1・第2セッション)。続いて、より一般論としての政治の原理について理解を深めたのち(第3セッション)、現実世界との格闘と学究のなかで知識人がどのようにデモクラシーを捉えるフレームを国民に提供し、影響を与えたのかを紹介します(第4セッション)。最後に、現代日本の政治社会を捉えなおすための視角について探ります(第5セッション)。

授業時間外の学習

・各セッションごとの復習に十分な時間をかけることが望ましい(目安時間:60分)。
そのほか、各回ごとに必要に応じてより深く学びたい人に向けた読書案内をおこなうので、それらを参照することが望ましい(目安時間:60分)。

成績評価方法および評価基準

<成績評価方法>
試験 90%
授業で扱った内容についての論述問題を出題します。細かい知識の暗記は求めないものにします。

コメントシート 10%
授業の参加度・理解度を計測します。

<評価基準>
秀:毎回の授業に積極的に参加したうえで、自由で独創的な発想に基づき学術的な課題を見出すことができ、かつ試験成績も優秀と認められる場合
優:毎回の授業に恒常的に参加したうえで、的を射たコメント能力があり、かつ試験成績も優秀と認められる場合
良:授業への参加度、コメントペーパーの内容、試験成績のいずれかに不十分な点があるが、本授業の到達目標をおおむね達成したものと認められる場合
可:毎回の授業への参加が消極的であり、試験成績にも不十分な点があるが、授業で扱ったテーマについて最低限の事実関係は把握しているなど、一定の学習意欲が認められる場合

オフィスアワー・授業相談

メールにて受け付けます。

学生へのメッセージ

現実において展開されていく種々の政治現象について、皆さんの解像度があがる一助となればと考えています。

その

特になし

キーワード

政治学
民主政治
議会
選挙
最終変更日時: 2025/09/03 0:30:05