21011214

人文社会HSS414z 

2年, 3年, 4年後学期水5

社会思想史B

History of Social Thought B

庄司 俊之

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

(a)主題:本年度後期「社会思想史B」では近代以降の思想史を取り扱う。テーマは「資本主義をめぐって」である。近代資本主義は、前近代社会に対してまったく新しい状況をもたらしただけでなく、何らかの問題を発生させると同時に先送りにするかたちでたえず変貌し、それに対応するかたちで思想家のほうもまた新たな世界像をたえず提出してきた。講義では、そうした格闘の歴史を概観する。最終的に、我々の現在のひとつのかたちを確認でき、思想史的方法の面白さを味わえたりすれば成功である。

(b)達成目標:(1)講義で扱った主要な思想家たちのそれぞれの特色を理解できる。(2)その思想がいかなる社会状況とどういう関係を結んでいるかを理解できる。(3)社会と思想の葛藤の連続として歴史を捉えられる。

前もって履修しておくべき科目

とくになし

前もって履修しておくことが望ましい科目

とくになし

教科書等

教科書は使用しない。
参考書等は講義内で適宜紹介する。

授業内容とその進め方

(a)授業内容
第1回:はじめに~近代とは何か
第2回:前近代的世界
第3回:ポランニー「大転換」/「経済」概念の変容
第4回:資本主義の空間
第5回:資本主義の諸要素
第6回:起点としてのアダム・スミス
第7回:資本主義の成立過程(1):マルクスの場合
第8回:資本主義の成立過程(2):ウェーバーの場合
第9回:資本主義の成立過程(3):フーコーの場合
第10回:資本主義の発達と変容(1):フォーディズムと帝国主義
第11回:資本主義の発達と変容(2):大衆社会と消費社会
第12回:資本主義の発達と変容(3):福祉国家
第13回:福祉国家から新自由主義へ
第14回:情報化と現代日本
第15回:むすびにかえて:資本主義の行方

(b)授業の進め方
講義は講師によるレクチャーが中心となる。講義ではスライドを使用するが、同スライドはWebClassにアップするので各自参照のこと。

授業時間外の学習

高校世界史レベルの事項はまえおき抜きに話題にすることがあるので、必要に応じて検索するなどして適宜知識を確認するのが望ましい。復習は、配布資料やノートをよく読み返すこと。

成績評価方法および評価基準

(成績評価方法)
全15回のうち2/3以上出席した者だけを評価の対象とし、評価は定期試験によって行う。

(評価基準)
(1)講義内容をきちんと押さえていること
(2)必要なポイントに触れていること
(3)論理性と文章力

オフィスアワー・授業相談

質問等は講義の前後およびメールにて受け付ける。

学生へのメッセージ

「この授業は何の役に立つのか?」と聞かれたときには「一般教養は生きるための力を培うものです」と答えることにしています。その心積もりで受講して頂ければと思っています。

その

とくになし

キーワード

エコノミー
万物の商品化
大転換
新自由主義
直線的時間
福祉国家
最終変更日時: 2026/03/11 22:06:56