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健康スポーツHSP501z 

3年, 4年前学期月5

身体運動のバイオメカニクス

Biomechanics of Human Movement

岡田 英孝

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

(a):主題
バイオメカニクス(biomechanics)とは, bio(生命, 生物, 生体)とmechanics(力学, 仕組み)からなる複合語で, 「生体への力の作用」つまり生体の構造や機能を力学的観点から解明する学問領域のことである. 生体は細胞, 組織, 器官, 器官系, 個体と様々な階層の構造を持つが, 各々の階層における生命活動は結果的に身体のパフォーマンス(身体運動)として表出される. 本授業では人間の身体運動を力学的アプローチにより捉える法(動作分析法)の基礎を学び, 動作分析によって得られた人間の基礎的動作に関する知見について解説する. また, 実際に動作分析を行い, データの処理方法, 解釈の仕方, プレゼンテーション等の演習を通じて一連の研究方法を学習する.

(b):達成目標
1. 動作分析法の基礎を理解する.
2. 人間の基礎的動作の力学的側面を理解する.
3. データ処理およびプレゼンテーションの方法を実践により身につける.

前もって履修しておくべき科目

なし

前もって履修しておくことが望ましい科目

健康・力つくり実習
健康論
生涯スポーツ演習

教科書等

参考書
スポーツバイオメカニクス(化学同人)
スポーツバイオメカニクス入門(杏林書院)
スポーツバイオメカニクス(朝倉書店)
スポーツバイオメカニクス20講(朝倉書店)
バイオメカニクス(杏林書院)

授業内容とその進め方

1. オリエンテーション(スポーツ科学とバイオメカニクス)
2. バイオメカニクスにおける力学の基礎1
3. バイオメカニクスにおける力学の基礎2
4. バイオメカニクスにおける力学の基礎3
5. バイオメカニクスにおける計測とデータ処理1(キネマティクス)
6. ◎演習1 投球動作実験
7. 生体の力学的側面1
8. 生体の力学的側面2
9. バイオメカニクスにおける計測とデータ処理2(キネティクス1)
10. ◎演習2 垂直跳動作実験
11. バイオメカニクスにおける計測とデータ処理3(キネティクス2)
12. 生体の力学的側面3
13. ◎演習3 班別討論1
14. ◎演習4 班別討論2
15. ◎演習5 発表会

本授業は講義と演習によって構成される. 講義では, 動作分析の基礎と動作研究に関する幾つかのトピックスについて概説する. 演習では, 実験→データ処理→ディスカッション→発表という一連の研究過程を実践する. 計測機器等に限りがあるため, 履修人数を20人程度とする. また, 授業時間外の演習(プレゼン準備など)も一部含む.

原則として全出席することを履修の条件とします.

授業時間外の学習

演習で得たデータを分析し, 考察する. また, 授業時間外にも班で集まり, ディスカッションの時間を設ける.

成績評価方法および評価基準

(a):評価方
授業での発言回数および発言内容, 発表会での発表および質問内容, 復習レポート(原則として授業時間内に行う)に基づき総合的に評価する. 授業への取り組み(50%), 復習レポート(25%), 発表会(25%)とする.

(b):最低評価基準
1. 動作分析法の基礎を理解していること.
2. 人間の基礎的動作の力学的側面を理解していること.
3. データの処理方法, 考察の仕方, およびプレゼンテーションの法が身についていること.

オフィスアワー・授業相談

適宜相談に応じるが, 電話などで事前にアポイントメントを取ること.

学生へのメッセージ

本授業は演習形式の内容を含みます(実際にデータを取得し, 処理し, 発表します). 単に出席するだけでなく, 積極的な参加を期待します.

その

特になし

キーワード

キネティクス
キネマティクス
スポーツバイオメカニクス
並進運動
剛体リンクモデル
力学的エネルギーと仕事
回転運動
運動連鎖の法則
運動量と力積
関節トルク
最終変更日時: 2025/03/11 0:44:41