21016135

人文社会HSS512z 

3年, 4年前学期木4

文化形態論

Cultural Forms

小野 響

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

なし

主題および達成目標

文化とは時々刻々と変化するものである。では、なぜ変化したことがわかるのかと言えば、それは歴史記録が残されており、比較することができるからである。そして歴史記録そのものも、記述された時代の社会や文化の影響を受ける。本講義では、歴史記録そのものに目を向け、そこから文化変容についても知見を深める。

前もって履修しておくべき科目

なし

前もって履修しておくことが望ましい科目

なし

教科書等

適宜資料を配布します。

授業内容とその進め方

1)授業内容
第01回 ガイダンス
第02回 記録するということ―『春秋』―
第03回 「世界史」の誕生―『史記』―
第04回 歴史書のフォーマット―『漢書』―
第05回 情報処理―後漢の歴史書たち―
第06回 書くことと書かないこと―『三国志』―
第07回 歴史とオカルト―六朝の歴史書と『建康実録』―
第08回 野蛮人とは言わせない―五胡北朝の歴史書と『華陽国志』―
第09回 国家編纂事業としての歴史書―『晋書』『隋書』など
第10回 歴史理論の構築―『史通』―
第11回 制度の記録―『大唐六典』『通典』など
第12回 文学から見る歴史―『文選』そして杜甫―
第13回 歴史書の日本―中国の歴史書と六国史―
第14回 名前をつけて保存と上書き保存―『旧唐書』『新唐書』など
第15回 復活のフォーマット―『資治通鑑』―

2)進め方
配布した資料をもとに、それぞれの歴史書・歴史記録について解説を加え、それがどのようなものであるのかを学習していきます。

授業時間外の学習

講義で使用する資料を授業前・授業後に読み、自分の考えを整理するようにしてください。

成績評価方法および評価基準

毎回の講義の提出物 30%
レポート 70%
二つを総合して成績評価を行います。
毎回の講義の提出物・レポートの内容はともに講義中に適宜指示します。

オフィスアワー・授業相談

特に設けませんが、事前にメールなどでアポイントメントを取ること。

学生へのメッセージ

高校までの教科書の内容とは異なるような、学界の最前線の知識も講義に盛り込んでいきます。歴史記録の内容を読む前に、歴史記録そのものに目を向けると、色々なことが分かってきます。この面白さを共有できればと思います。世界史の事前知識は、あってもなくても構いません。興味がある人は是非受けてみてください。

その

なし

キーワード

中国史
歴史学
歴史記録
最終変更日時: 2025/03/04 23:11:20