21016223

人文社会HSS613z 

3年, 4年後学期木4

文化と言語

Culture and Language

中橋 誠

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

文化は、把握が最も困難なものの一つです。その第一の理由は、把握しようとする私たち自身が、すでに何らかの文化の産物である点に求められるでしょう。しかし、そのようなものであるからこそ、文化の把握は、私たち自身の把握として、人間そのものの把握として不可欠でありましょう。本授業は、文化把握を通じた人間理解を目ざしています。

前もって履修しておくべき科目

なし

前もって履修しておくことが望ましい科目

なし

教科書等

フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』を扱う予定です。他を読みたいときは、事前にメイルでお知らせください。なお、前学期の『比較文化論』で扱われた書籍を引き続き読む場合があります。

授業内容とその進め方

第01回:イントロダクション――文化を学ぶさいの態度について。講読文献の決定。
(文献について要望があれば、事前に連絡をください。)
第02回:文献の00-10%の講読・討論
第03回:文献の11-20%の講読・討論
第04回:文献の21-30%の講読・討論
第05回:文献の31-40%の講読・討論
第06回:文献の41-50%の講読・討論
第07回:レポート指導
第08回:文献の51-60%の講読・討論
第09回:文献の61-70%の講読・討論
第10回:文献の71-80%の講読・討論
第11回:文献の81-90%の講読・討論
第12回:文献の91-100%の講読・討論
第13回:文献全体についての討論
第14回:提出レポートの検討
第15回:まとめ

※講読・討論形式の授業では、授業内容の詳細を事前に記すことができません。参考までに、以前、マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)を扱ったときの内容を以下に記します。

第01回:イントロダクション
第02回:信仰と社会
第03回:プロテスタントとカトリック
第04回:資本主義の精神
第05回:資本主義について
第06回:天職概念
第07回:レポート指導
第08回:世俗と宗教
第09回:世俗における禁欲
第10回:人間の孤立化
第11回:自己目的としての労働
第12回:禁欲と資本主義精神
第13回:文献全体についての討論
第14回:提出レポートの検討
第15回:まとめ

指定の箇所は授業前にしっかり読んでください。ゼミナール形式の授業では、討論が不可欠です。授業では、積極的に発言し、他の受講者の発言に耳を傾けてください。

授業時間外の学習

指示された範囲の理解に努め、疑問点はそれとして明らかにしておいてください。

成績評価方法および評価基準

(a)成績評価方法:期末レポート(レポートの内容に問題があるときは、口頭試問を行ないます。)
(b)成績評価基準:文化や言語を扱う態度(自己を自明視しないこと、他者の論理を――部分的にせよ――自己のものとして引き受けうる態度など)をどれほど理解しているか、そして、それをどれほど適切に表現できるかにより、評価されます。

オフィスアワー・授業相談

東1号館809号室、木曜日第3時限。この時間に都合がつかないときは、メイルでアポイントメントをとってください。

学生へのメッセージ

つねに自己自身のあり方を捉え直すような視線をもつことをおすすめします。なお、要望があるときはすぐに教えてください。授業が終わってから要望を出されても対処できません。

その

ゼミナール形式の授業ですので、受講希望者が多数の場合は受講制限が行なわれます。受講希望者は初回授業に必ず出席してください。なお、前学期の『比較文化論』で扱われた書籍を引き続き読む場合は、『比較文化論』で論じられた内容の理解が前提されます。

キーワード

人間
先入観
問い
文化
言語
最終変更日時: 2025/03/07 2:47:15