21025214

2年, 3年, 4年前学期金5

数学科教育法III

Educational Methods for Mathematics III

半田・山田(裕)・石田(晴)

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

WebClass

主題および達成目標

数学科学習指導要領の内容を踏まえ, 数学科教育の指導理念・指導内容・指導法・評価方法などを学び, 指導力向上につなげる.
教育課程の意義及び編成について理解を深め、必要な知識と技術を身につける. それらをもとにICT機器を利用した数学科教育を通して, 科学技術の大切さや有用性について指導できる.
数学科教師としてのキャリア形成及び資質・能力の向上を目指す.

前もって履修しておくべき科目

教職に関する基礎的な科目

前もって履修しておくことが望ましい科目

数学科教育法IまたはII

教科書等

[教科書]下記の冊子は、必ず揃えておくこと。WEBからのダウンロードデータで構いません.
高等学校学習指導要領解説数学編(平成30年7月 文部科学省)
中学校学習指導要領解説数学編(平成29年7月 文部科学省)
[参考書]下記の冊子も, WEBからのダウンロードデータでよいので, そろえておくこと.
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(高等学校 数学)令和3年8月
中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(中学校 数学)令和2年8月

授業内容とその進め方

第1回:ガイダンス及び数学科学習指導要領の変遷
主に「現代化」から2008年中学校・2009年高等学校の学習指導要領を概観し, それらの内容の変化や目標の変遷を説明できる様になることを目的とする. それとともに各時代の課題点などを指摘できる様になることも目的とする.
第2回:高等学校数学科及び中学校数学科の現行学習指導要領の内容と目標
現行学習指導要領(2018年高等学校学習指導要領及び2017年中学校学習指導要領)の内容・目標・課題点, などを説明できる様になることを目的とする. 特に, 数学的活動およびICTの利用とはどの様になされるべきかについて考察を深め, どの様な授業実践が考えられるか検討する.
第3回:数学科指導におけるICT機器の活用
数学という教科の指導に適したICT機器やツールにはどの様なものがあるか学び, その入手方法や使い方を習得することを目的とする. それと共に数学指導におけるICT活用の意義や目的を理解し, 教材開発にいかせる様になることを目的とする.
第4回:代数領域の指導とその留意点
正負の数や文字式の計算, 代数方程式などの指導に関する理念等を学び, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解・説明できる様になることを目的とする. その上で, ICTを用いた代数領域の指導教材を検討する.
第5回:関数領域の指導とその留意点
高等学校までで扱う初等関数を確認するとともに, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解することを目的とする. その上で, ICTを用いた「関数」指導の教材を検討する.
第6回:「微積分」の指導とその留意点
微分法や積分法の定義を指導することの重要性について学ぶとともに, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解することを目的とする. その上で, ICTを用いた「微積分」指導の教材を検討する.
第7回:「ベクトル」他の指導とその留意点
ベクトルの線形性の指導の重要性について学ぶとともに, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解することを目的とする. その上で, ICTを用いた視覚的に動きのある指導教材の作成及びそれを用いた指導法を検討する.
第8回:幾何領域の指導とその留意点
作図・証明などの指導に関する理念等を学び, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解・説明できる様になることを目的とする. その上で, ICTを用いた幾何領域の指導教材を検討する.
第9回:確率統計領域の指導とその留意点
確率や統計学習のねらいを理解し, ICTを活用した統計教育の重要性を学ぶとともに, その内容をICTを用いて指導する際の留意点などを理解・説明できる様になることを目的とする. その上で, ICTを用いた確率統計領域の指導教材を検討する.
第10回:「確率・統計」の指導とその留意点 Excelを利用した指導の検討
確率の指導理念や統計的問題解決プロセスPPDACサイクルの指導や仮説検定の考え方の指導について学ぶ. それととともに, ICTを用いて指導する際の留意点などを理解することを目的とする. その上で, ICTを用いた「確率・統計」指導の教材を検討する.
第11回:模擬授業の準備
学習評価の基本的な考え方を学び, 評価規準の設定について考察を深め, 授業案の対する評価の手順を策定できる様になることを目的とする.
学習指導案の書き方について学び, 自ら授業に対する指導案を作成できる様になることを目的とする.
このれまでの講義で学んだ事柄を基に模擬授業の準備を進める.
第12回:模擬授業(その1)
検討した教材をもとに模擬授業を行い, その内容について検討する. その上で, 自らの教材を改善していくことができる様になる.
第13回:模擬授業(その2)
検討した教材をもとに模擬授業を行い, その内容について検討する. その上で, 自らの教材を改善していくことができる様になる.
第14回:模擬授業(その3)
検討した教材をもとに模擬授業を行い, その内容について検討する. その上で, 自らの教材を改善していくことができる様になる.
第15回:模擬授業(その4)
検討した教材をもとに模擬授業を行い, その内容について検討する. その上で, 自らの教材を改善していくことができる様になる.

実務経験を活かした授業内容

現職の都内私立中学校・高等学校数学科教員.
数学科教員として中学・高校・大学の生徒・学生の指導経験があり、その実践的な経験を講義に活かす.

授業時間外の学習

事前にアップする講義用資料をWebClassからダウンロードし, 予習しておくこと.
講義2回に1回は課題を課す予定なので, 復習としてそれに取り組み, 期限までにWebClassから提出のこと.

成績評価方法および評価基準

レポート・課題等(50%), 模擬授業評価(40%), 平常点他(10%). 上記到達目標への到達度を評価の観点とする.

オフィスアワー・授業相談

前期金曜日の午後, 講師控え室

学生へのメッセージ

毎回、講義の前日までに講義用資料をWebClassにアップする予定. 講義当日までにダウンロードしておくこと.
講義ではその資料を読み込み, それをもとに席の近くの者数名で相談しながら課題をこなす時間を取る. この結果を発表したり板書したりしてもらうこともある.
各自PCまたはタブレット(スマホも可)を持参し, 教室からWebClass等にアクセスしてもらいながら講義を進めていく.
講義では教材作成や指導案作成などを行い, WebClassから提出してもらう. 原則として各自のPCまたはタブレット(スマホも可)を持参のこと.

その

上記「連絡先・連絡方法」で連絡頂いたものは, 原則として講義のある日に確認します. それに対する回答は, 必要と判断した場合に限り返信します.

キーワード

ICT活用
数学教育
最終変更日時: 2025/03/24 20:46:16