21124117

コンピュータ工学COM503c  COM503d 

3年前学期金2

アルゴリズム論第二

Algorithms II

小林 聡

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

今回は使用しません ★★その他の項目の遠隔授業情報を参照すること★★

主題および達成目標

コンピュータ技術, 情報通信技術の進歩とともに,
ハードウエアを動かすためのソフトウエア/アルゴリズムの
理論の重要性が認識されている. 画像データの圧縮技術や
情報を安全に送信するための暗号化技術, DNA 配列に
符号化されている遺伝情報の解析など, 非常に広範な分野で
アルゴリズムの理論が研究され, 実用化されている.

本講義では, アルゴリズム論における基礎的な問題を題材として,
効率の良いアルゴリズムを設計するための理論・技術を学ぶ.
より具体的には, 以下を達成目標とする.

1) 講義で取り扱う各基礎問題に対するアルゴリズムの動作と
正当性およびその計算量の解析結果を理解する.
2) 講義で紹介する貪欲算法や動的計画法に代表される
アルゴリズムの設計手法の原理を理解する.

前もって履修しておくべき科目

プログラミング通論, アルゴリズム論第一

前もって履修しておくことが望ましい科目

特になし

教科書等

資料を配付する.

授業内容とその進め方

(a) 授業内容

できるだけ多くのトピックを選んで,
応用上役に立つアルゴリズムの設計手法について講義する.

第1回:グラフアルゴリズム(1):最小全域木問題等
第2回:グラフアルゴリズム(2):最短経路問題等
第3回:動的計画法の適用例(1):オートマトンから正則表現への変換
第4回:動的計画法の適用例(2):文脈自由文法の認識問題
第5回:動的計画法の適用例(3):文脈自由文法の認識問題における再帰構造の導出
第6回:動的計画法の適用例(4):隠れマルコフモデルとは
第7回:動的計画法の適用例(5):隠れマルコフモデルの認識問題
第8回;動的計画法の適用例(6):隠れマルコフモデルの認識アルゴリズム
第9回:動的計画法の適用例(7):近似文字列照合問題
第10回:KMPアルゴリズムにおける失敗関数の計算
第11回:KMPアルゴリズムにおけるオートマトンの構成アルゴリズム
第12回:その他のアルゴリズム
第13回:NP完全・NP困難性とは
第14回:NP困難問題に対する分枝限定法の理論
第15回:その他のアルゴリズム + 期末試験

(b)授業の進め方

講義では, 各問題の背景と動機を説明した後,
アルゴリズムを導入し, その正当性の
証明と計算量の解析を与える.

授業時間外の学習

予習・復習は十分に行い,
できればアルゴリズムの実装などもして欲しい。

成績評価方法および評価基準

(a) 成績評価方

試験の成績(100%) (期末試験以外に試験を実施することもある)

(b) 評価基準

達成目標で述べた1)と2)の達成度が一定の水準以上であれば合格とする.

オフィスアワー・授業相談

適宜相談に応じるが, メールなどで事前にアポイントを取ること.

学生へのメッセージ

紹介したアルゴリズムを単に実装できるようになるだけでなく,
計算効率を上げるためにどのような工夫がされているか,
ぜ正しく動くのかを「理解」してほしい.

その

特になし

キーワード

NP困難
NP完全
アルゴリズム
グラフ
分枝限定法
動的計画法
文字列照合
文法
最短路
計算量
近似アルゴリズム
隠れマルコフモデル
最終変更日時: 2025/04/11 4:04:39