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経営・社会科学MSS605b 

3年後学期木2

信頼性工学

Reliability Engineering

横川 慎二

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

自動車やパソコンなどの生活用製品から、航空機、原子力プラントなどの社会インフラに至るまで、あらゆるモノで信頼性と安全性が要求されている。どんなに素晴らしい機能を有していても、信頼性と安全性が備わっていなければ存在価値が失われる時代である。本講義ではシステムの信頼性・安全性の考え方から始め、それらの作り込み方法とその評価法を数理的なアプローチと情報技術をもとに学ぶ。また、対象システムのみならず、それを使用する人間も含めた全体システムでの信頼性と安全性を考える。
ものづくりの基盤となる信頼性" の作り込み方法と評価方法を理解し、統計学や物理・化学に基づく科学的アプローチにより、高い信頼性を有する製品、安全性の高いシステムを開発する能力を習得する。

前もって履修しておくべき科目

確率論・統計学

前もって履修しておくことが望ましい科目

品質管理第一 の受講済であることが望まれる

教科書等

参考書:田中健次『入門 信頼性』(日科技連出版社)
真壁 肇編著『新版 信頼性工学入門』(日本規格協会)
田中健次『システムの信頼性と安全性』(朝倉書店)

授業内容とその進め方

本講義では資料を配布し、講義を進める。

授業計画
第1章 信頼性工学とは(第1回)
1-1 品質と信頼性との違い
1-2 再発防止から未然防止へ
第2章 信頼性の三大要素
2-1 耐久性(第2回)
2-2 保全性(第3回)
2-3 設計信頼性(第4回)

第3章 信頼性解析手法
3-1 信頼性試験と故障解析
基本的な信頼性加速モデル(第5回)
故障とリスクの解析・要因分析手法(第6回)
3-2 信頼性データの解析
信頼性データの特徴と解析(第7回)
指数分布解析とその応用(第8回)
ワイブル解析とその応用(第9回)
3-3 FMEA(故障モードと影響解析)(第10回)
3-4 FTA(故障の木解析)(第11回)

第4章 システムの信頼性
4-1 信頼性モデル(直列系と並列系)(第12回)
4-2 自動化システムの信頼性(第13回)
4-3 安全性・レジリエント設計(第14回)

最終テストと解説(第15回)

実務経験を活かした授業内容

日本電気株式会社(NEC)および米国IBM社アライアンスとの共同開発におけるロジックLSIプロセス技術の開発に関わった経験を基に、信頼性理論の実用化についての理解を求める。
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)民生コンポーネント活用検討会などに参画した経験を基に、信頼性保証理論の応用方法について解説する。

授業時間外の学習

講義で学んだことについて、その日のうちに実際の機器にあてはめて考えてみること。

成績評価方法および評価基準

成績は、最終確認テストに基づいて評価します。レポートを課す可能性もあり、その場合には成績評価に使用します。

オフィスアワー・授業相談

木曜日12:20〜12:50

学生へのメッセージ

2/3以上の出席を期末試験評価の条件とします。
実例・演習を多く用いて、信頼性・安全性の重要性と、リスクに対する評価や対策の基本事項を体得してもらいます。どの分野に進む人も、ぜひ受講して下さい。
★毎回講義中にQuizを出題、回答を回収します。

その

特になし

キーワード

システムの信頼性
信頼性データ解析
信頼性設計
品質保証
安全性設計
最終変更日時: 2025/03/23 18:30:15