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コンピュータ工学COM503f 

3年前学期月4

メディアネットワーク

Media Network

高田 哲司

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

コミュニケーションは, 個人の日常会話から組織の情報伝達, 社会への情報発信など多岐にわたっており, 人間の最も普遍的で重要な活動です. コミュニケーションの形態・機能は, コンピュータネットワークやスマートフォンの利用によりWeb, ソーシャルメディア/ゲーム, 動画配信, ビデオ会議, チャット, オンラインショッピング等によって多様化しています.

本講義の主題は, これらのコミュニケーションツールを理解し, 新しいコミュニケーションツールを自ら発想・実現する能力を身につけることです. そのために, 現代の様々なコミュニケーションツールの基礎となっているWebシステムを理解し, 今後ますます重要になるWebシステムの技術習得を目標とします.

お情報セキュリティにおける問題の一部はWebを通じて行われています(個人情報の漏えい, マルウェア感染, 不正侵入, オンライン誹謗中傷 etc). なのでWebの仕組みを理解することは, 情報セキュリティの基礎知識としても重要です.

前もって履修しておくべき科目

アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習

前もって履修しておくことが望ましい科目

計算機アーキテクチャ

教科書等

授業内容とその進め方

講義と実習の二部構成とします. 講義では, コンピュータネットワークおよびWebシステムの原理, 機能の説明, 最新のコミュニケーションツールの紹介を通じて, コミュニケーションツールの理解と発想のための幅広い知識を学びます. 実習では, 様々なコミュニケーションツールの基礎となるWebシステムを取り上げ, その具体的な実装演習を通じて, Web技術を習得し、ネットワークプログラミングの基礎を身につけます.

(1)コミュニケーションツールの講義
・インターネットサービスの技術概要
・Webシステムの構造と機能

(2)コミュニケーションツールの実習
・Webページ掲載までの全体的な流れ
・HTMLとCSSによるWebページ作成
・PHPによる種々の対話機能(アンケート, 掲示板, チャット)および セキュリティ(パスワード, クロスサイトスクリプティング対策)

下記のスケジュールで進めます.
<コミュニケーションツールの講義>
第1回:講義の目的と進め方
第2回:Webシステムの機能と構成
第3回:インターネット技術の概要
<コミュニケーションツールの実習>
第4回:回:ホームページの構想, HTML, PHP, Apache概説
第5回:アンケートの記録, サーバセッティングの流れ
第6回:アンケートの集計, 表示, クロスサイトスクリプティング対策
第7回:掲示板課題説明, 投稿機能
第8回:掲示版表示機能
第9回: データベースの利用
第10回:パスワード課題説明
第11回:パスワード実装
第12回:マッシュアップ, 内容と表示の分離CSS
第13回:チャット, テンプレート
第14回:作品の高度化, オリジナル機能の構築
第15回:作品の発表と講評

授業時間外の学習

Webシステム・コミュニケーションシステムの実装
HTML & CSS & PHPの学習
レポート課題の対応

成績評価方法および評価基準

(a) 評価方
授業参加度, 課題レポート, 作成したWebシステムの総合評価とします.

(b) 評価基準
以下の到達レベルをもって合格の最低基準とします.
・講義出席 および レポートと作成作品の総合評価が60点以上

オフィスアワー・授業相談

Office hour は特に設けない. 質問・相談がある場合はWebClassの掲示板で行うこと.
お個別面談を希望の場合は, 電子メールで事前にアポイントを取ること.
お受け付けた質問は、原則として講義履修者全員公開(共有)する

学生へのメッセージ

Webシステムの実装演習では基本的な課題を出しますが, 余力のある人にはさまざまなツール・フレームワーク等を用いて「より良い作品」を作ることを大いに期待します. またネットワークサービスの基礎を理解するだけでなく, それにおける情報セキュリティの重要性も理解してほしいと思います.

新しいツール・システム・サービスを用いて社会をどのように変えることができるか, そのためにはどのような課題があるのか, 課題解決には何をすればいいのか?を考え, 自分の研究を立ち上げたり, 企業に企画提案できるような人になってほしいと思います. さらに, 新しいツールを見つけて何か新しいことを考えるポジションから始め, 最終的には多くの人に使われるような新しいツールを自分で創造できる人になってほしいと思います.

その

講義では IED演習室(I類/総合情報学科/II類セキュリティ情報学プログラム 教育用計算機演習室)を利用して実習を行います. 多くの学生は他の講義でも利用する演習環境なので問題はないと思いますが, IED演習室が利用できることを各自でも確認しておくこと. 環境は Linux 環境を使用します.
IED演習室:http://www.ied.inf.uec.ac.jp/

キーワード

Webシステム
インターネット
コミュニケーション
セキュリティ
ネットワークプログラミング
最終変更日時: 2025/03/12 2:35:00