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機械工学MCE503i  MCE504j 

3年前学期火3, 火4

マシンデザインA(II類)

Machine Design and Drawing A

増田・私市・西浦・清水・藤川

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

なし

主題および達成目標

ものを作るには, 動作原理・アイデアを提出し, その仕様・動作原理を明確にし, モデル化により構造解析等必要な検討を行う. さらに設計の過程で様々な視点から検討を加えるため, 設計書の形で文書化し, 製造者に設計者の意図を忠実に伝えるために図面化する必要がある. 本科目では, 具体的な課題でこれらの過程を体験し, 機械の設計および製図手順の習得, スケジュール管理能力, 資料収集能力, コミュニケーション能力, 文書作成能力の養成を目標とする. 具体的には, 以下のことに必要な基礎知識を身に付ける.
-必要な強度計算ができる
-目的に応じた設計手法が実施できる
-規格に従った図面を理解し描ける
-課題解決に必要な情報収集を自律的に行える

前もって履修しておくべき科目

メカノデザイン, 材料力学および演習, 機械力学および演習

前もって履修しておくことが望ましい科目

機構要素設計(並行履修することが望ましい), 設計基礎工学(並行履修することが望ましい), 加工学および演習(並行履修することが望ましい)

教科書等

参考書: 吉澤武男 編著 『新編JIS機械製図 第5版』(森北出版)

授業内容とその進め方

Google Classroom コード:f77mkrn

[授業内容]
歯車減速機 入力回転数N1[rpm], 出力回転数N2[rpm], 伝達動力L[kw]の全密閉型の歯車減速機を設計する. 設計工程において歯強度, 軸, 軸受, キー等の計算をする. また小型軽量化のための形状を工夫する.
授業内容 / 目的
第 1回 授業概要の説明, 演習資料の配布, ポンチ絵ワーク / 演習内容の理解
第 2回 設計計算項目の説明, 動力伝達 / 歯車減速機の構造と必要な計算を理解する
第 3回 調査, 軸長, 歯数, 安全率, 標準, 部品表 / 設計に必要な資料を理解する
第 4回 軸設計, 基本デザインレビュー / デザインレビューの理解
第 5回 鋳物, 演習 / 演習
第 6回 切削, 演習 / 演習, 設計計算書提出
第 7回 3Dモデル解説, 鋳物の設計 / 理解の促進, 詳細設計手法の理解
第 8回 基本デザインレビュー / 設計内容の骨子提出
第 9回 安全基準, 吊るし, オイルゲージ, 演習 / 詳細設計手法の理解
第10回 演習 / 演習
第11回 演習 / 演習
第12回 詳細デザインレビュー / 3面図による設計詳細の提出
第13回 レビュー, 部品図, 部品表 / 部品図と部品表の提出
第14回 最終提出 / 全作成物を見直し、提出する
第15回 マシンデザイン1の講評を行う / 全体を振り返りながら機械設計の理解を深める

[授業の進め方]
スケジュールに基づき自ら学び作業を進める. 講師は適宜必要な知識やヒントを与える. その過程で生じた疑問点について個々に質問を受ける形式で授業を進める. 適宜進捗状況を確認し, 以下の項目について評価を行い, 設計内容や工程の遅延等について助言する.
-設計内容(計算結果)の理解度と
-図面の正確性・読みやすさ
-設計への意欲・工夫
-自律的な演習がうまくできているか

授業時間外の学習

毎回の授業で自分の進捗状況を確認し, ペースが遅い場合は, それに応じた量の作業を適宜行うことが望ましい.

成績評価方法および評価基準

[評価方法]
課題提出までの各過程における評価に授業態度を加味して成績を評価する.
[評価基準]
期限までに提出された課題が, 以下の到達レベルにあると判断されて受理されることを合格の最低基準とする.
-必要な強度計算ができること
-目的に応じた設計手法を理解していること
-規格に従った図面を理解し描けること
-強度計算の解と図面内容に矛盾がないこと

オフィスアワー・授業相談

特に設けない. 講義時間を適宜活用すること.

学生へのメッセージ

商品開発における機械設計の位置付けを理解し, 機構技術者として機械をモデル化して解析する能力, 情報を収集する能力, 作業を見積り期限を守る自己管理能力を滋養する. また, 機械がどのような仕組みで作られ機能しているかを主体的に学び, 機構技術者としての基礎を習得して頂きたい.

その

機構設計の解は一つではない. 設計の仕方と要点を学び, 独自の設計信念を持って頂きたい. 基本的に問題点のある提出物は受け取れない. 納得できる完成されたものが出来上がるまで修正・改良して頂きたい. やり直しは大変だが, やり直しの度に自身のスキルと設計の完成度が上がる. また, 作業を時間内に収め, 提出期限を守ることは最低限のルールである(社会に出ても同じ).

キーワード

JIS
機械設計
機構設計
歯車減速機
組立図
設計製図
部品図
最終変更日時: 2025/03/10 19:41:04