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機械工学MCE504i  MCE506j 

3年前学期水2

加工学および演習(II類)

Manufacturing Technology, Theory and Practice

森重・久保木・梶川・永松

単位区分

単位数: 3単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

google classroom

主題および達成目標

加工学は, ものづくりの基本である. 交通産業機器・建材など身の回りの製品やその部品の多くは, 塑性加工など諸加工法により, 製造されている. 正しい設計図面があっても, 適切な加工法を選択し, 正しく適用しなければ現物として作り出すことができない. 本科目では, 産業基盤を成す加工の中でも, 塑性加工, 切削加工, 研削加工について, その種類, 使われ方を学び, 加工学に関する基本知識を修得する.

前もって履修しておくべき科目

なし

前もって履修しておくことが望ましい科目

材料力学および演習, 材料工学

教科書等

教科書:なし
参考書:
・基礎機械工作(基礎機械工作編集委員編)産業図書
図解入門 よくわかる 最新金型の基本と仕組み[第2版](森重功一)秀和システム

授業内容とその進め方

第1回:加工の種類と各加工法の役割と位置づけ
第2回:切削加工(序論, 切削機構), 切屑形態, 構成刃先
第3回:諸課題(切削温度, 工具の材料, 工具の損傷・寿命)
第4回:加工の種類と適用(穴あけ, 中ぐり, ボール旋盤など)
第5回:塑性加工機構(材料の諸特性, 降伏条件)
第6回:圧延(概要, 圧延の種類, 分類, 板, 線材の圧延とその理論)
第7回:種々の塑性加工(概要, せん断加工, 曲げ加工, 深絞り加工)
第8回:第1回~第7回までのテストおよび解説

第9回:特殊加工(レーザー, 放電加工, ウォータージェット切断)
第10回:溶接(溶接とは, 溶接の特徴, 溶接の種類)
第11回:圧接(爆発圧接, 摩擦圧接, 圧延圧接, 誘導圧接, FSN, その他)
第12回:金型序論
第13回:射出成形金型
第14回:プレス成形金型
第15回:ダイキャスト金型(砂型鋳造, フルモールトを含む)

第16回:実習に関する諸注意
製作対象品からの製図
期末テスト:第9回~第15回までのテスト

機械工作実習
以下の期間にて開催する3日間の演習のどれかに参加のこと
8月試験終了後~9月下旬

プロジェクタを中心に講義を進める. 加工実態の動画や解析事例を取り入れ, 視覚的に理解を深められる内容とする. さらに, 機械工作実験を通じて, 実際に手を使った実習を実施し, 理解を深める.
授業コンテンツは, Google classroomに掲載する. 集中力持続と重要ポイントの強調を目的として, 空白部分を多数設けているので, 授業中に板書すること.

実務経験を活かした授業内容

住友金属工業株式会社における棒鋼・線材の精密圧延法の開発, ワイヤーソーを用いたLSI用シリコンウエハの高精度切断技術の開発などに携わった経験を基に, 加工学の実用面に関する理解を深める.

授業時間外の学習

Web 掲載の授業コンテンツを必要に応じて参考とすること.
空白部分に記入する形式であるため, 必要であれば, 印刷しておくと良い.
テストは90%は授業内容から出題するので, 授業コンテンツなどを利用して学習のこと.
機械工作実習の前には, 安全手帳を参照し, 実習の際の安全について事前に学習のこと.

成績評価方法および評価基準

中間・期末テストを実施して評価をする.
基本的な加工理論に加えて, 各加工工程がものつくりの上で果たす役割について理解することが必要である.
(a) 評価方
テストにて基本的に評価. 機械工作実習の態度も加味する.
機械工作実習:実習参加は必要条件
(b) 評価基準:(a)の評価方法によって60点以上を合格の最低基準とする.

出席は2/3以上を必要条件とする.

切削加工, 研削加工, 塑性加工について, その種類, 使われ方に関する基本知識を理解し, 将来にわたっても, 必要に応じて概要を思い出し, 詳細を参考書で調査できる能力を身につけること.

オフィスアワー・授業相談

第1回~第4回(久保木担当分): 東4号棟 524室, 毎週月曜日, 5時限
他の学生が来室していることなどもあり得るため, メールや電話などにより別途アポイントメントを取ること. この時間に都合が付かない場合にも同様に, 別途アポイントメントを取ること.

第5回~第7回(梶川担当分): 東4号棟 503室, 毎週水曜日, 5時限
他の学生が来室していることなどもあり得るため, メールなどによりアポイントメントを取ること. この時間に都合が付かない場合にも同様に, 別途アポイントメントを取ること.

第9回~第11回(永松担当分): 東4号館 513号室, 火曜日, 5時限
他の学生が来室していることなどもあり得るため, メールや電話などにより別途アポイントメントを取ること.

第12回~第15回(森重担当分): 東4号館 523号室, 火曜日, 5時限
この時間に都合が付かない場合には, メールにより別途アポイントメントを取ること.

学生へのメッセージ

工場実習では工作機械を扱うので, 学生教育研究傷害保険に加入していることを受講の条件とします.
加工学はものづくりの基本であり, 将来, 機械工学に関わる設計, 研究, 開発に従事する際, 加工の知識を有しておく必要があります. 本科目において, 加工に関する基本知識を修得して下さい.

その

○授業形態:対面

キーワード

ものづくり
切削
圧接
塑性加工
溶接
生産加工
研削
金型
最終変更日時: 2025/03/03 18:59:46