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コンピュータ工学COM603f 

3年後学期木2

暗号理論

Cryptography

岩本 貢

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

Google Classroomを利用します

主題および達成目標

情報セキュリティ技術を, 次のような観点から概説する.

(1) 暗号技術:
暗号, 認証などの暗号技術の基礎
(2) 設定とモデル:
暗号技術はどのような設定(シナリオ)を想定し, 攻撃者のどのような攻撃(ゴール)の下で安全か
(3) 安全性証明:
安全性の数学的な根拠はどこにあるか

前もって履修しておくべき科目

離散数学

前もって履修しておくことが望ましい科目

アルゴリズム論, 離散数学応用

教科書等

必要な情報を授業中に配布予定

参考書
國廣昇(編著)
暗号の理論と技術〜量子時代のセキュリティ理解のために〜, 講談社
ISBN: 978-4-06-535635-7

授業内容とその進め方

第1回 (岩本) オリエンテーション(安全性含む)
第2回 (岩本) 確率とOTP
第3回 (岩本) OTP安全性
第4回 (岩本) オンライン対応 DES/AES
第5回 (渡邉) 一方向性関数
第6回 (渡邉) ハッシュ関数
第7回 (渡邉) 公開鍵暗号(RSA暗号)
第8回 (渡邉) 公開鍵暗号の構成(ElGamal暗号 ~ Paillier暗号)
第9回 (渡邉) 認証と署名
第10回 (渡邉) 準同型暗号とコミットメント
第11回 (渡邉) ゼロ知識証明
第12回 (岩本) 秘密分散法
第13回 (岩本) MPC(BGWのプロトコル)
第14回 (岩本) MPC(Garbled Circuit)
第15回 (岩本) MPC(安全性の定義)

授業時間外の学習

復習をしっかりと行ってください.

成績評価方法および評価基準

(a) 評価方法:
原則として期末試験の成績に基づいて評価を行う.
レポートなどの評点を成績評価の付加的な判断材料とすることもある.
(b) 評価基準:
基本的な暗号方式の概念を理解して, 暗号・復号の計算ができること, および安全性証明の論理(帰着技法など)を理解し, 基本的な安全性証明が書けることをもって合格基準とする.

オフィスアワー・授業相談

Zoomにて随時質問を受け付けます.
質問等があるときは事前にメールでアポイントメントを取ってください.

学生へのメッセージ

この講義を100%理解できれば, 論文を読めることを目標にして, 講義を構成しています.

その

レポートを出さない, もしくは遅れて出した学生には, 試験を受ける資格はありませんので, 注意してください.

キーワード

デジタル署名
公開鍵暗号
情報セキュリティ
情報理論的安全性
本人確認
秘密分散
秘密鍵暗号
視覚復号型秘密分散法
計算理論的安全性
証明可能安全性
最終変更日時: 2025/03/04 19:13:56