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電気・電子工学ELE606h 

3年後学期月4

電子機器システム学

Electronic Systems

李 鯤

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

なし

主題および達成目標

本講義は電子機器システムを理解するため、通信システムをとりあげ、その数学的基礎から、システム全体について学ぶ。インターネットや携帯電話など生活に不可欠となっている通信技術は、複数の要素技術が組み合わさった統合システムとして動作するため、その全体像と各要素技術のつながりを理解し、電子工学技術者として必要な知識を習得することを目標とする。

前もって履修しておくべき科目

微積分学、解析学、線形代数学、確率統計、応用数学

前もって履修しておくことが望ましい科目

電磁気学、回路システム学、信号処理論、情報理論、論理回路

教科書等

教科書は指定しない。講義では配布資料を基に講義を行う。Google Classroomに資料はアップロードする。
参考図書:
1)鈴木博「ディジタル通信の基礎」数理工学社
2)唐沢好男「ディジタル移動通信の電波伝搬基礎」コロナ社

授業内容とその進め方

授業内容
第1回 ガイダンス・デジタル無線システムの基本
第2回 フーリエ解析(1)フーリエ級数とフーリエ変換
第3回 フーリエ解析(2)畳み込み積分とフーリエ変換
第4回 波形の標本化による信号の伝送
第5回 デジタル変復調(1)ASK変調、FSK変調
第6回 デジタル変復調(2)QPSK変調、多値変調
第7回 中間試験と解説
第8回 雑音の影響
第9回 フェージングの影響(1)レイリーと仲上-ライスフェージング
第10回 フェージングの影響(2)誤り率解析
第11回 アンテナ(1)基礎
第12回 アンテナ(2)応用
第13回 伝送線路(1)インピーダンス解析
第14回 伝送線路(2)スミス・チャート
第15回 期末試験と解説

授業の進め方
通信システムは様々な基礎技術の組み合わせによって成立しており、これを理解するには実際に自分で解析や設計をすることが重要である。このため講義中に適宜演習を課す。レポート用紙、電卓を持参すること。

実務経験を活かした授業内容

Matlabによる無線通信システムのデモを配布する。実際に自分で書き換える機会を与え、システム全体と、各要素技術がどう実際のシステムで使われているかの理解を促す。

授業時間外の学習

授業で行う演習問題などは必ず復習して次回授業までに理解しておくこと。

成績評価方法および評価基準

評価方法:中間試験・期末試験に加え、随時実施する演習、授業中の質問などを総合的に評価する。
評価基準:中間試験・期末試験と演習、授業への貢献を含め、授業の理解度を総合的に判断して評価する。

オフィスアワー・授業相談

適宜相談に応じるが、事前に電子メールでアポイントを取ること。

学生へのメッセージ

社会で活用されている無線通信システムについて学び、いままで学んできた理論の実用的な面からの理解を深めてほしい。

その

特になし

キーワード

アンテナ
変復調
無線通信
誤り訂正技術
通信システム
電波伝搬
最終変更日時: 2025/03/25 7:53:55