21322118

数学MTH302i  MTH302j  MTH302k  MTH302m  MTH302n  MTH302p  MTH302r  MTH304a  MTH304c  MTH304d  MTH304e  MTH304f  MTH304g  MTH304h 

2年前学期水3

複素関数論(III類)

Complex Analysis

遠藤 晋平

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

主題および達成目標

複素関数論とは複素数を変数とし複素数値を取る複素関数の微積分を扱う数学の分野です。変数と値を実数から複素数に拡張することによって見通しが良くなるだけでなく、実関数の積分が遥かに容易になります。複素関数は、量子力学・流体力学・電磁気学・電気回路・振動波動論など理工学の広い分野で用いられており、本講義では、その基礎を習得することを目指しています。

前もって履修しておくべき科目

微分積分学第一・第二、線形代数学第一・第二

前もって履修しておくことが望ましい科目

解析学

教科書等

原 惟行、松永秀章著 「複素解析入門第2版」(共立出版)

授業内容とその進め方

(a) 授業内容
1 複素数と複素平面
2 複素数列
3 複素関数
4 複素微分と正則関数:コーシー・リーマン関係式
5 複素初等関数: 指数関数、三角関数、双曲線関数、対数関数
6 複素積分:コーシーの積分定理、正則関数の積分表示
7 テイラー展開、ローラン展開
8 孤立特異点と留数定理
9 定積分への応用

講義の進み具合によっては順序を入れ替えることがある。

(b) 授業の進め方
講義は基本的に板書によって行う。授業数回に1度、単元の区切りの良いタイミングで授業中にテストを実施する(授業中および授業HPで随時予告する)。

授業時間外の学習

講義の内容を復習し、教科書の問題を解き、テストに備えること。

成績評価方法および評価基準

授業時に行う5回前後程度のテストの結果を基に総合評価する。

以下の到達レベルをもって評価基準とする。
(1) 複素関数、複素微分、正則性を理解し、計算できる。
(2) 留数積分や複素積分を用いた定積分が計算できる。

オフィスアワー・授業相談

特に設けない。講義中または講義後に積極的に質問すること。

学生へのメッセージ

複素関数論は美しく、かつ、非常に役に立つ数学の一つです。学んだ後では学ぶ前とは違った世界が見えるはずです。また、複素積分や留数積分を使うことで、一見大変そうにみえる様々な定積分がエレガントに行えるようになります。

その

無し

キーワード

コーシー
コーシーの積分公式
コーシーの積分定理
テイラー展開
リーマンの関係式
ローラン展開
正則関数
特異点
留数定理
複素数
複素積分
複素関数
最終変更日時: 2025/04/22 3:55:17