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化学・生命科学BCH502r 

3年前学期金4

化学生命工学演習第一

Exercises in Chemistry and Biotechnology I

石田(尚)・瀧

単位区分

単位数: 1単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

なし

主題および達成目標

有機化学(瀧担当)、無機化学および初歩的な量子化学(石田担当)に関する演習である。同時期開講の授業を相補的に利用するが、一部では講義の開講学期が異なる分野もあるために、講義並みの解説を伴うものもあるだろう。 実際に問題を解くことや、解析を行うことによって、これまであるいはこれからの授業の内容の理解を深め、応用力をつけることを主眼とする。黒板に出て問題を解いて明せよ、指示されたら、学問上の理解もさることながら、人に説明する能力(プレゼンテーション能力)を鍛える場ともなることにも留意されたい。

前もって履修しておくべき科目

無機化学、基礎物理化学、有機化学第一

前もって履修しておくことが望ましい科目

化学概論第二、材料化学

教科書等

参考書:履修しておくべき授業科目にあげた授業で使用した教科書。

[教科書の注意]有機演習時に使う教科書は「マクマリー有機化学 生体反応へのアプローチ」です。旧版(~2版)でも最新版(3版;2024)でもどちらでも大丈夫です。ごくまれに、「マクマリー有機化学(上)」等を間違って購入したり使ったりする人がいますので、ご注意ください。

授業内容とその進め方

担当教員と行う演習の内容は以下のとおりである。しかし、授業を行う順番は未定である。授業の日程については後日知らせる。

1)石田 担当
化学平衡の熱力学と関連した演習 。無機化学、錯化学に登場する電池や錯平衡定数などを題材にする。実験データを表計算で処理する技法を習得する。エクセル(PC)か統計を扱える電卓が必要。
1回:化学平衡(電池)
2回:化学平衡(キレート効果)
3回:反応速度

2)瀧 担当 (暫定:2025.5/2~7/4まで全9回を担当)
有機化学の講義で使っているマクマリー著の教科書(「マクマリー 有機化学 生体反応へのアプローチ」柴崎正勝ほか監訳、東京化学同人:大学院講義まで使用します)の章末の演習問題のうちからセレクトして出題する。事前に予習を行っておくこと。有機化学では有機化合物の性質、反応性を理解すると共に、その根底に横たわる有機構造論、有機反応論を理解してほしい。
4回:1章(構造と化学結合)の演習問題
5回:2章(酸、塩基)の演習問題
6回:3章(有機化合物:アルカンとその立体化学)の演習問題
7回:4章(有機化合物:シクロアルカンとその立体化学)の演習問題
8回:5章(有機反応概観)の演習問題
9回:6章(アルケンとアルキン)の演習問題の前半
10回:7章(アルケンとアルキンの反応)の演習問題 の後半
11回:8章(芳香族化合物)の演習問題
12回:9章(立体化学)の演習問題

3)石田 担当
初歩的な量子化学に関する講義と演習である。化学現象を理解する上で必要不可欠な分子軌道法の基本的概念を理解し、そのうち最も基礎的な単純Huckel法を用いて分子の電子状態を計算してもらう。さらに得られた結果を用いて分子の性質や反応性を理解する技法を学ぶ。
13回:分子軌道法
14回:単純Huckel(計算法)
15回:単純Huckel (電子密度、結合次数、フロンティア軌道と反応性)

演習のスタイルは各教員で異なるが、ほとんどの場合、課題についてのプリントが配付され、レポート提出や黒板で解答を説明するなどが義務付けられる。演習の時は関連した授業の教科書や、電卓、グラフ用紙など、担当の教員が指示したものを持参すること。

実務経験を活かした授業内容

特になし

授業時間外の学習

講義科目と関連が深いので、予習復習にはその授業ノートやテキストも利用すること。
また宿題を課す場合には期限を守って提出すること。

成績評価方法および評価基準

100%近い出席が必要条件である。授業には遅刻しないようにすること。多くは課題を提出することが義務付けられるが、その場合、期限を守り必ず提出すること。また、レポートを再提出するよう指示された場合は必ず提出すること。

成績は演習の解答、レポートまたはテストなどから各教員が判定し、それを平均して判定する。8割以上の理解で優、5割未満の理解で不可、残りの得点者の上位下位で案分して良と可とする。1人の教員から不可の判定があった場合は、最終成績も不可となる。

オフィスアワー・授業相談

各教員から指定された時間に相談にいくこと。

学生へのメッセージ

演習問題を自分で解き、これまでの各教科を復習しながら、確実な理解を深めることが重要です。確実な知識は積み上げることができますが、不確かな知識は積み上がりません。理工系の開発や研究に携わる場合、不確かな部分は時には致命的な失敗へとつながります。演習を通じて確実な知識を積み上げましょう。

その

特になし

キーワード

反応機構
基礎物理化学
基礎量子論
有機化学
構造化学
無機化学
物質とエネルギー
量子化学
錯化学
最終変更日時: 2025/03/11 2:02:29