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生物BIO601r 

3年後学期火4

神経科学

Neuroscience

松田 信爾

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程

関連Webサイト

対面で行います。Google Classroomで小レポートの提出や資料の配布を行います。クラスコードは4m4pl4ybです。

主題および達成目標

神経細胞は他の細胞や外界から情報受容し、他の細胞に情報を伝えることによって複雑な神経系の機能を果たしている。これら神経細胞における情報の受容・伝達の機構、およびそれによって担われている感覚・中枢神経系の機能について説明できることを目標とする。

前もって履修しておくべき科目

分子生物学

前もって履修しておくことが望ましい科目

生物学

教科書等

アルバーツほか「Essential細胞生物学 第5版」南江堂

授業内容とその進め方

第1回:イントロダクション 脳の構造、神経細胞の形態・機能
第2回:膜輸送の原理 脂質2重層、膜輸送タンパク、輸送体、ポンプ、イオンチャネル、
受動輸送、能動輸送
第3回:輸送体の機能 電気化学的勾配、共役輸送体、ATP駆動ポンプ、光駆動ポンプ
第4回:イオンチャネルの機能 イオン選択性、ゲート、パッチクランプ法、電位依存性
チャネル、リガンド依存性チャネル、機械刺激依存性チャネル
第5回:静止電位と活動電位 K+漏洩チャネル、ネルンストの式、電位依存性Na+チャネ
ル、閾値、電位依存性K+チャネル、全か無かの法則、跳躍伝導、髄鞘
第6回:シナプス伝達(1)神経末端、シナプス、神経伝達物質、シナプス間隙、シナプ
ス小胞、電位依存性Ca2+チャネル、エキソサイトーシス
第7回:シナプス伝達(2)シナプス後膜、神経伝達物質受容体、伝達物質依存性イオン
チャネル、シナプス電位、G−タンパク質共役型受容体、興奮性ニューロン、抑制
性ニューロン
第8回:中間試験とその解説
第9回:運動神経系 運動野、α運動ニューロン、神経筋接合部、ニコチン作動性アセチ
ルコリン受容体、終板電位
第10回:感覚神経系 網膜、視細胞、ロドプシン、cGMP、水平細胞、神経節細胞、
側膝状体、1次視覚野、嗅細胞、味細胞、cAMP
第11回:自律神経系 交感神経系、副交感神経系、神経節、節前ニューロン、節後ニュ
ーロン、ノルアドレナリン アセチルコリン
第12回:中枢神経系シナプス グルタミン酸、AMPA型グルタミン酸受容体、NMDA型
グルタミン酸受容体、Mg2+ブロック
第13回:シナプス可塑性 長期増強、長期抑圧、ヘブ則
第14回:脳機能 海馬、歯状回、アンモン角、小脳、平行線維、プルキンエ細胞、大脳
皮質、ブロードマンの脳地図
第15回:神経・筋の制御 光遺伝学(オプトジェネティクス)、チャネルロドプシン、
ロロドプシン、Archロドプシン
期末試験

実務経験を活かした授業内容

セントジュード小児研究病院での研究経験を活かし、神経疾患と神経科学との関連性も積極的に伝えていく。

授業時間外の学習

教科書並びに講義資料を復習すること

成績評価方法および評価基準

毎回の小レポートと中間・期末の試験により評価する。「授業計画」に示した各テーマの基本的な事項について理解していること(適切に説明できること)を最低合格基準とする。

オフィスアワー・授業相談

随時応じるが事前にメールで問い合わせること

学生へのメッセージ

我々がどのようにしてものを見たり、聞いたりするのか。またどのようにして、物事を記憶するのか、どのように体を動かすのかといったことを解明しようとする学問です。これらのことを制御する神経系、特に脳は非常に複雑な器官であり、未解明の問題が多く残されています。一方、いくつかの点については解明も進んでいます。これまでに得られた神経系の知識を最先端の内容も含めて考えていきたいと思っています

その

特になし

キーワード

イオンチャンネル
シナプス
ネルンストの式
受容体
感覚
神経伝達物質
神経細胞
記憶
最終変更日時: 2025/09/05 1:47:49