22021111

電気・電子工学ELE503t 

3年, 4年前学期土2

回路システム学

Circuits and Systems

西 一樹

単位区分

単位数: 2単位
必修
課程・類・プログラム
種別
先端工学基礎課程
(先端工学基礎課程のみ)

関連Webサイト

Google classroom(クラスコード: yun747b)にて講義動画・資料等を掲載

主題および達成目標

主題: 各種電気電子回路を設計したり、動作を解析したりする場合の基本的な考え方、解析手法、設計手法を学ぶ。
達成目標: ラプラス変換を用いた電気回路の過渡解析手法を身につけるとともに、線形回路の性質を理解し留数定理を用いたラプラス解析について理解する。さらに2端子対回路の各種記述法および分布定数回路の基礎について学ぶ。

前もって履修しておくべき科目

電気回路学および演習

前もって履修しておくことが望ましい科目

数学・物理関連の基礎科目

教科書等

鎌倉、上、渡辺著:「電気回路」(培風館)
パワーポイントによるスライド資料

授業内容とその進め方

1. オームの法則、キルヒホッフの法則など(電気回路学の復習)
2. 閉路解析法、節点解析法(電気回路学の復習)
3. 重ね合わせの理、テブナン・ノートンの定理、インピーダンス整合の定理(電気回路学の復習)
4. フェーザ表記を用いた交流回路解析(電気回路学の復習)
5. 直列・並列共振回路、ひずみ波交流(電気回路学の復習)
6. 過渡応答:微分方程式とその直接解法(1次系)
7. 過渡応答:微分方程式とその直接解法(2次系)
8. 回路の線形性とラプラス変換
9. 部分分数分解によるラプラス逆変換
10. 留数定理によるラプラス逆変換
11. 回路の各種応答
12. 2端子対回路:Zパラメータ、Yパラメータ、相反定理
13. 2端子対回路:Hパラメータ、Fパラメータ、π型回路とY型回路
14. 相互インダクタ
15. 分布定数回路

ただし, 講義内容の順番が入れ替わることがある.
理解を深めるための補助教材して、実際の回路に対する実験を講義内で行う。

実務経験を活かした授業内容

NTT伝送システム研究所において有線通信システムの開発に携わった経験を基に、身近な電気製品への応用例を通して電気回路の理解を深める。

授業時間外の学習

スライド資料を提供するので、授業後によく復習しておいてください。

成績評価方法および評価基準

評価の概要: 授業内ミニ演習、レポートおよび期末試験の成績に基づいて評価を行う.
成績評価のおよその目安=(授業内ミニ演習・レポートの評価点×50%)+(期末試験の評価点×50%)
評価基準:下記事項の60%到達レベルをもって合格の最低基準とする.
・ 基本的な回路を解析し, その動作が理解できる.
・ 基本的な定理の意味が理解でき, 各種解析に活用できる.
・ 過渡現象をラプラス解析し回路の振る舞いを理解できる.
・ 2端子対回路の各種計算ができる.
・ 分布定数回路の基礎を理解できる.

オフィスアワー・授業相談

Google Classroom 上のストリームもしくダイレクトメールで随時質問を受け付けます

学生へのメッセージ

電気電子情報通信工学系の全ての学生が共通に学ぶ基本科目である.
将来皆さんがこの分野の技術者として活躍するためには必ずマスターしておかなければなりません.
演習問題をたくさん解いてこの科目を会得してください.

その

本講義はオンデマンド形式のみで行い, 時間割指定がありません。
各自の都合に合わせて聴講することが可能です。
ただし2週に1回程度のミニ演習を実施し, 当日を期限としたレポート提出を求めますのでご注意ください。

キーワード

2端子対回路
インパルス応答
ラプラス変換
分布定数回路
回路網関数
留数定理
過渡現象
最終変更日時: 2025/05/21 19:45:18